訓練中、スーツはいるの?
語学訓練中・講座受講中の服装は?
もちろん授業中・講座受講中はデニムやTシャツはNGです。
洗濯機・乾燥機はありますが、逆に言うと外で干すことはできません。
一応クリーニングが週に2回程度訓練所に来ますので出すこともできますが・・・
乾燥機にかけられないようなもの、(個人的には面倒なので)アイロンがけが必要なものは避けた方がよいかと思います。
訓練以外の服装は?
訓練後
一日の訓練が終わるのが17:00.
その後の服装はジャージの人が多いです。ほとんどジャージ・スウェットです。
ただし、教室のある研修棟へはサンダルや短パン、ノースリープ・オフショルダーでの入棟は禁じられています。
とはいえ、サンダルもないと日常生活(食事や入浴時)非常に不便ですので、用意したほうが良いかと思います。
長ズボンのジャージも必須。
朝の集いも短パンの参加はNGだったと思います。
短パンで走りたい人は事前に中に短パンを履いてきて、ランニング前に長ズボンを脱ぐ、という感じですね。
私服を着る機会はある?
平日7時までと週末は外出が認められていますので、そこで私服を着るチャンスはあります。
飲み会も割と頻繁にありますので、おしゃれしたい人は色々持って行っても良いかと思います。ただし、
実際にあれこれ持ってくる人もいますが、
はっきり言ってかなり少数派ですね。
せいぜいデニム1本と、季節に応じて寒いときに羽織れる上着があれば十分です。
個人的な意見では、二本松のような山の中や温泉街で派手な服装、張り切ったキメキメの服装はかなり浮きます。
こだわりたい人は、
おとなしめな服装に小物(眼鏡、バッグ、ストール、帽子など)をワンポイント入れるくらいが丁度良いのかな、という気はしますね。
茶髪・金髪、男性のロン毛
いい大人になってこんなことを指摘されるのもどうかと思いますが、
あからさまな金髪や男性のロン毛(後ろで結べるくらい)は注意を受けます。
ちょっと髪の毛の色が明るいくらいなら問題ありませんが、あくまで判断基準は訓練所の人です。
自分で「これは明るすぎるかな・・・」と思うくらいならやめておきましょう。
ヘアースタイルや髪の色に対しては色々な考え方があるかと思いますが、
訓練所には外部から様々な人が来ます。そういう人が不快に感じる可能性のある髪型はNG。ということですね。
ヒゲに関して注意を受けている人は見たことがありません。
よほどキタナくなければ大丈夫かと思います。が。。。。
やっぱりキレイにしておいた方がいいですよ・・・伸ばすなら派遣後にしておきましょう。
ばかばかしいと思う人も多いと思いますが、こちらも志願して来ている訳なので、ここはおとなしく従っておくべきだと思います。
自分のポリシー(笑)を貫いて、派手なヘアースタイルで来ても職員に常識がない人だと思われるだけです。
時間がなかったなどと言い訳しても同じことです。百害あって一利なし。
型にはまった日本の社会にふさわしいとされている、つまらないヘアースタイルにして訓練に臨みましょう。
任国に派遣されればドレッドだろうとコーンロウだろうと文句は言われません。70日だけ我慢です。
ちなみに、訓練中に自発的に坊主頭にする男性は一定数います。
派遣中に坊主頭にする女性もたまにいます。
そういうものです。
青年海外協力隊という立場と、服装のTPOについて
日本社会の服装のTPOに対する考え方に対して、確かに疑問に思うこともあります。
特に人に会うような仕事でなければ、
服装や髪形なんて関係ない
そういう制約が堅苦しく感じる、
という考え方もわからないではありません。
が、
協力隊として派遣国に行ってみると、日本以上に人を格好で判断する文化、ということもありえます。
私の派遣された国では、
偉い人に会う時はスーツでビシっと決めて、靴もピカピカに磨いていかないと完全にナメられます。
勤務中はジャケット・ネクタイの着用は必須。
逆に言うと、ビシッとしていれば威厳を保つことができる、とも言えます。
そういう社会でした。
その国に応じたTPOをわきまえることは、相手に失礼というよりも自分にメリットがある、と考えてもいいかと思います。
まとめ
派遣前語学訓練は初対面の人とたくさん出会う場所ですので、普段おしゃれな人は気合入れていきたくなるという気持ちもわかりますが、
大体空回りに終わります。
無理にアクセサリーをつけたりする人も見えますが、滑稽なだけ、というのが正直なところですね。
相手に不快感や警戒心を与えるような身だしなみは結局自分が損をするだけですので、
無難で常識的な、普通の服装をしていくのが一番だと思いますよ。
一番いいのは「ユニクロ」です。