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青年海外協力隊に超オススメの持ち物 電動歯ブラシ

現地に持って行った方が良い、おすすめの持ち物は?
今回は、青年海外協力隊が現地に持って行った方が良い持ち物として、

電動歯ブラシを挙げたいと思いますのでそれについてお話します。

青年海外協力隊で一番多い病気は「虫歯」

マラリアやデング熱、狂犬病、破傷風、黄熱病、寄生虫・・・・

青年海外協力隊が派遣される地域には、数多くの恐ろしい風土病が蔓延しています。

これらの病気に対しては訓練で正しい知識を身に付けると同時に、予防接種を行いしっかりと対策を講じて行きます。

 

現地でケガや病気をした場合、当然現地の病院に診察に行くことになります。

内科や外科など様々な医者の中でも、

最も青年海外協力隊が足を運ぶのは、実を言うと「歯医者」なんですね。

 

  • 購入したコメの中に石が入っていて歯が欠けてしまった
  • 詰め物が取れてしまった

などのケースもありますが、

虫歯になって痛みに耐えられなくなり、歯医者にお世話になる隊員も一定数います。

青年海外協力隊の派遣国の歯医者はどんな感じ?

発展途上国の歯医者ってちょっとコワくないですか?

 

もちろん国や地域によって歯医者のレベルも大きく違います。

アフリカでも都市部であれば、外国人向けのしっかりとした歯医者は大体あるかと思います。

しかし、外国人向けの歯医者というのは例外なく高額で、一回の治療で100ドル~200ドルは覚悟しておいた方がいいかもしれません。(私の国では親知らず抜くのに500ドルです)

 

一方現地人向けの歯医者だと・・・・

治療はとりあえず「抜いてしまう」と、いう話が一般的です。

そうでなくても・・・・

「今まで生きてきて、一番痛かった」と私の同期が言っていた、という話もあります。

 

 

ちなみに私も現地の歯医者に行ったことがあります。

任期中は電動歯ブラシを持っていなかったんですね。

私は任期を終了してからまた同じような発展途上国で働いているのですが、その前に電動歯ブラシを購入して持参し、現在も使用しています。

 

 

その現地の歯医者がどんな感じだったかと言うと・・・・

ネズミがチューチュー言いながら、診察室を走っていました・・・

歯医者の治療費もJICA負担(歯医者は確か上限があったと思います)ではありますが、

「出来る事なら派遣中は歯医者にお世話になるべきではない」

というのは間違いないでしょう。

どんな目にあわされるか分かりません。

青年海外協力隊が電動歯ブラシを持っていくメリット

皆さんは電動歯ブラシを使ったことがありますか?

 

電動歯ブラシと言っても値段もピンキリで、高級なものは様々な機能が搭載されていますが、

電動歯ブラシのメリットは大きく以下の2つになると思います。

①用途に応じてヘッドを付け換えられる
⓶磨きにくい所もしっかりと磨ける

 

① 用途に応じてヘッドを付け替えられる

電動歯ブラシには様々な「ヘッド」があります。

通常の歯ブラシと同じ形状をしたものだけではなく、

  • 毛先が細いもの(歯周ポケットの汚れを除去できる)
  • 先が尖っているもの(歯間ブラシのような役割)
  • シリコン製のもの(歯茎をマッサージする)
  • 舌を磨くもの

などがあります。

ちなみに、こちらは私が使用しているものです。歯の隙間の食べカスも一発です。

⓶ 磨きにくい所もしっかりと磨ける

 

私自身、上の前歯の歯並びが良くないため、普通の歯ブラシでは磨きにくい所がありました。

また、普段磨き方が下手なためか歯周病だったのでしょう。

よく歯ぐきから出血したり、

タバコのヤニで前歯の裏が汚れてしまったりしたものです。

 

そんな私が電動歯ブラシに変えてから、劇的な変化が現れました。

  • 出血がなくなり、歯茎の色が良くなった
  • 歯並びの悪い所も隅々まで磨けるので、歯石がほとんど溜まらなくなった
  • 歯の裏側もしっかり磨けるので、汚れが溜まらなくなった

 

 

発展途上国にいては頻繁に歯のクリーニングに行くことが出来ませんので、

青年海外協力隊から帰国したときはかなり歯石が溜まっていました。

しかし電動歯ブラシに変えた現在では問題なく清潔に保つことが出来ています。

 

歯のクリーニングが出来ない協力隊期間中は、普段以上に念入りなオーラルケアが大切

 

電動歯ブラシにはどんなタイプがある?

電動歯ブラシと言っても各メーカーが様々な商品を出していますので、イマイチ何を選べばいいか分かりませんよね。

まず、電動歯ブラシには大きく分けると

  • 振動式
  • 回転式

の2つに分類できます。

振動式の電動歯ブラシ

振動式の歯ブラシは単純にヘッドが振動することで汚れを除去するタイプですが、同じ振動式でも音波式、超音波式という機能が付いたタイプもあります。

音波式は水流を利用して歯垢の除去をするタイプで、歯に与えるダメージが少ないという特徴があります。

超音波式は取り扱っているメーカーが少ないのですが、虫名が好む「バイオフィルム」の除去効果があります。ただし、振動が細かすぎるので歯垢の除去には向いていません。

 

回転式の電動歯ブラシ

回転式は丸いヘッドが回転することでしっかりと歯垢を除去してくれるタイプです。

ツルツルした美しい歯の表面を作るのには向いていますが、細かい隙間を磨くのにはあまり向いていない気がしますね。

電池取替式と充電式

電動歯ブラシには電池取替式と充電式があります。

青年海外協力隊にはどちらがオススメか難しい所ですね・・・

私の電動歯ブラシは充電式ですが、大体1週間くらいは電池が持ちます。もちろんこれは機種によっても違うでしょう。

 

2、3日の小旅行なら充電器を持ち運ぶ必要はありませんが、1週間前後の旅行なら充電器を持っていく必要がありますので荷物が増えるというデメリットはありますね。

 

 

電池式の場合にはそのようなデメリットはありませんが、国によっては電池の質が悪く、値段の割にはすぐに電池が無くなってしまい費用がかさんでしまう場合もあります。

 

個人的には充電することに煩わしさを感じることはありません。しょっちゅう旅行に行くわけでもありませんので、どちらかと言えば充電式の方が経済的な気はします。

どんな価格帯がオススメ?

電動歯ブラシは安いものだと千円前後。高いものだと3万円以上するものもあります。

低価格と高価格の主な違いは機能や付属品の多さですね。

最近では低価格のものでも十分な振動数がある製品も多く、安かろう悪かろう、といったことはあまりないようです。

私が使用しているのは2万円強のもので、4種類付属していたヘッドの内2種類を使い分けて使用しています。充分満足していますが、そこまで高価である必要はなかったかもしれません。

 

 

機種によってはスマホアプリと連動して磨き残しを知らせてくれる機能、というのもあったりしますが・・・・

正直そこまでは必要ないと感じる人が大半なのではないでしょうか。

 

 

現状歯や歯茎に大きな問題を抱えていないのであれば、そこまで高価なものは必要ないかと思います。

(私は割と問題を抱えていましたので・・・)

10,000円以内の価格帯のものを選べば十分かと思います。

あまり高価なものを買って盗難にあったらそれはそれで凹みますからね・・・

青年海外協力隊が電動歯ブラシを選ぶポイント

ポイントはやはり有名なメーカーのものを選ぶことでしょう。

電動歯ブラシで有名なメーカーと言えば・・・

ブラウン

フィリップス

パナソニック

 


オムロン

 

あたりが挙げられますね。

ブラウンは回転式のヘッドが多いようですね。

このあたりのメーカーならどれを選んでも安心して使えると思いますよ。

後はデザインや大きさ、充電方法などで好みのものを選べばよいでしょう。

 

ちなみに私が使用しているのはPanasonicのDoltzというシリーズです。

 

まとめ

青年海外協力隊は「歯の定期クリーニングが出来ない」という事は意外と見落としてしまいがちです
SARU
SARU
厳密には出来ますが、かなりお金がかかります
普段の生活以上に歯のケアをしていくことは大切です。
途上国生活は思いのほかストレスがかかるもの。
歯の痛みを我慢しながら活動していくなんて、考えただけでも嫌になっちゃいますし、
途上国の現地人が使っている歯医者に行くなんて、考えただけでも恐ろしいです。
私自身、電動歯ブラシは持ってきて本当に良かったと思っているアイテムですので、

良かったら是非、試してみて下さい!