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青年海外協力隊におすすめのカメラは??

派遣国にはどんなカメラを持っていけばいいんだろう??一眼レフ?アクションカメラ??それともスマホで十分?
今回は「青年海外協力隊におすすめのカメラ」というテーマでお話しします。
せっかく2年間も人が行かないワケの分からない国に行くのだから、写真を撮らない、という人はまずいないかと思います。
カメラや写真が得意な人は悩む必要はないかと思いますが、青年海外協力隊への参加・派遣をきっかけにちょっといいカメラを買おうと考えている人も多いでしょう。
先に結論からお話します。
私は、スタビライザー搭載カメラ・DJI OSMO POCKETをお勧めします!
DJIというのはドローンを作っている会社ですね。
YouTube界隈ではかなり話題になっていたカメラなのですが、OSMO POCKETは青年海外協力隊のように開発途上国や海外で撮影するにはかなりオススメな理由があります。
まだご存知ではない方は是非参考にしてみて下さい。

DJI OSMO POCKETってどんなカメラ?

ご存知ではない方のために、DJI OSMO POCKETを簡単に紹介します。

 

コチラがOSMO POCKETなのですが、大きな特徴としては

ポケットサイズの本体にジンバルと呼ばれる首が動くレンズを搭載しているカメラ

という感じです。

文章で説明するよりも、実際に見てみた方が分かりやすいかと思ますので、こちらの公式プロモーションビデオをご覧ください。

 

 

どうですか? 普通に面白そうじゃありませんか?

OSMO POCKETは多くのYouTuberも使用していて、レビュー動画もたくさんありますので気になる方はチェックしてみて下さい。

 

では、どうして青年海外協力隊にOSMO POCKETがおすすめなのか。

理由を順番に説明していきましょう。

 

青年海外協力隊のカメラにOSMO POCKETがおすすめな理由。

理由① 小さい!!

 

ご覧の通り、OSMO POCKETは手のサイズで非常に小さいですね。

小さい事には、かさばらない以外にもメリットがあります。

それは、カメラを持っていると気付かれにくい、という事です。

 

青年海外協力隊の派遣国では、観光地や配属先以外でも写真に収めたい場面がたくさんあるかと思いますが、街中やマーケットで大っぴらにカメラを出して撮影するのはあまり好ましくありません。

理由としては、

  • 犯罪のターゲットとして目を付けられ、下手したら強奪される
  • 写真に撮られるのがイヤな人もいて、下手したら因縁をつけられる
  • 撮影禁止の建物などもあり、下手したら警察に捕まる

などが挙げられますね。

 

外国人がカメラやスマホを持って撮影しているだけでかなり目立ちます。

現地人に因縁付けられてトラブルに発展する場合もあるかもしれません。

 

しかし、OSMO POCKETなら設定に応じてレンズの向きを変えられますので、手のひらに握ったままや、カバンに付けたまま撮影することも出来ますので全く目立ちません。そもそもこの端末をカメラだと認識する人はあまりいないと思います。

こう言うと、隠し撮りを公定しているようでアレなのですが・・・要はひっそりと目立たずに撮影が出来る、という事です。

 

例えばミニバスの車内の中、とか、ローカルの町の風景とか、マーケットの雰囲気とか、ちょっとディープなシーンを写真やビデオに収めたい場合も比較的簡単に撮影することが出来ます。

 

理由② 手ブレがない!

OSMO POCKETはジンバルが自動で手ブレを修正してくれますので、手ブレはほぼありません。

動画撮影を考えている人にはかなりオススメできるポイントですね。

以下の動画は、アフリカのとある国をバスで走行中に撮影したものなのですが、スマホで撮影したものとOSMO POCKETで撮影したものがありますので比較してみましょう。

 

まずコチラがスマホで撮影したものです。

地面がデコボコでバスもかなり揺れますので、どうしても手ブレが起こってしまいます。

 

コチラがOSMO POCKETで撮影したものです。

手ブレはほとんどありません。歩きながら撮影しても画面はかなり滑らかになります。

 

一眼レフカメラやスマホがダメな理由

一眼レフやスマホがダメ、という訳ではありませんが・・・・

理由は先ほどお話した通りで、これらを使用しての撮影は目立つから、というのが最大の理由です。

 

一眼レフなら確かに美しい写真が撮れると思いますが、大きくてかさばるサイズのものは肩や首からかけて持っているだけでも目立ちますので、観光地や知り合いがの現地人がいる場面ならまだしも、見知らぬローカルの地域では非常に使いづらいと思います。

 

スマホは確かに手軽ですが、写真を撮る時にスマホをかかげるポーズを取れば、何か撮影しているのは周りから見ても一目瞭然ですよね。

 

繰り返しになりますが、開発途上国では、特にアフリカ圏などでは外国人はいるだけでも目立ちます。写真撮影をしている姿はもっと目立ちます。

目立つ、という事はそれだけ危険が伴いますし、撮影の場所も選ぶ、という事ですね。

別の言い方をすると、目立たずに撮影できることは途上国でカメラを使用する場合には非常に大切なのです。

 

特に写真にこだわりがない人はスマホでも良いかと思いますが・・・

 

OSMO POCKETの弱点と注意点

OSMU POCKETはちょっとクセがあるカメラですので、いくつか購入前に知っておいた方が良い点があります。

 

注意点① 画角が狭い

DJI OSMO POCKETは、アクションカメラのGoProが比較対象になることが多いのですが、GoProと比較して画角が狭いのが弱点だと言われています。

広大な風景を収めたい場合はGoProに軍配が上がるようですね。

 

ただし、OSMO POCKETで画角を広げたい場合はアクセサリーの広角レンズを購入すればOKです。

 

注意点⓶ 端末のディスプレイが小さい

OSMO POCKETは端末自体が超小型ですので、端末のディスプレイもかなり小さく、下手したら何を撮影しているのか細かいところまでは分からないかもしれません。かなりざっくりとした構図で撮影することになってしまうかと思います。

OSMO POCKETはスマホに接続して連動させることで、様々な機能を使えるようになります。

スマホに接続すればスマホの画面でレンズ越しの画面を見ることが出来ますが、これでは私が先ほどから主張している「端末の小ささ」というメリットが無くなってしまいます。

場面に応じて使い分ける必要があるかも知れませんね。

 

スマホと連動することで、例えば別の場所に置いてあるOSMO POCKETをスマホで遠隔操作・撮影をする、なんてことも可能です。

ワイヤレスモジュールもアクセサリーとして販売されていますが、私のスマホのスペックが悪いためか、遠隔操作する場合の操作性はあまりよくありません。

注意点③ 使用するにはまず「アクティベート」が必要

これは意外と落とし穴かもしれませんので良く覚えておきましょう。

OSMO POCKETを使用するには、スマホにDJI Mimoという専用アプリを入れ、端末と連動させてアクティベートを行う必要があります。

 

アクティベートしなければ、一切撮影することが出来ません。

そして、OSMO POCKETに同梱されている接続アダプターは

iPhoneのライトニング端子とUSB-type C端子 のみなのです。

 

これはどういうことかというと、アンドロイドスマホでは、USD-type C に対応していないとアクティベートが出来ない、という事です。

 

microUSB変換するアダプターを購入すればアクティベートすることは可能ですが、microUSBにしか対応していないスマホはまだまだ多いですので念のため覚えておいてください。

 

実際、私のスマホはmicroUSBのみ対応しており、私の住んでいる国では変換ケーブルを入手することが出来ず日本から取り寄せることになり、アクティベートできるまでかなりの時間がかかりました。

 

OSMO POCKET おすすめのアクセサリ

OSMO POCKETの性能を最大限に生かすための便利なアクセサリがたくさん販売されていますが、私が使用しているものをいくつか紹介します。

① 三脚

OSMO POCKET単体ではかなり不安定なので、小型の三脚は安定して動画撮影をしたい場合には必須です。

こちらの三脚は足の部分を変形させることが出来ますので、例えばベランダの桟に三脚の足を巻き付けて外の風景を撮影したりといった使い方もできます。

 

⓶ クリップ

リュックなどに固定するためのクリップです。

OSMO POCKTは手ブレを抑えてくれますので、リュックにくっつけて歩くだけでも手ぶらで町中を撮影して歩くことが出来ます。

ケーブルを別で用意してスマホと接続すれば、スマホの画面で確認しながら操作することも出来ます。

 

③ バッテリー

OSMO POCKTの連続撮影時間は約2時間と言われています。

旅行先で長時間撮影したい場合は予備のバッテリーがあると便利ですね。

 

まとめ

いかがでしたか?

目立たずに撮影できるという観点では発展途上国ではとても使いやすいOSMO POCKETですが、実際に見て見たら普通に欲しくなるカメラだと思います。


派遣国で動画撮影をしたいと考えている人も多いと思いますが、人の多い所では目立って撮影するのは難しい、というのは行ってみないとなかなか分からない事だと思いますので是非参考にしていただければ。

 

今回紹介したモノ以外にも、便利なアクセサリーはたくさんありますので色々調べてみるのも面白いと思います。