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コミュ障の引きこもりが青年海外協力隊の派遣前訓練を乗り切る為には

自分はコミュ障で人間関係苦手だから、派遣雨訓練の70日の集団生活で上手くやれるか心配・・・
今回は「派遣前訓練を引きこもりのコミュ障が乗り切るためには」というテーマでお話します。
これから青年海外協力隊に参加する人の中には

人間関係が苦手だし、社交性ないし、コミュ障だし・・・・

70日も集団生活するなんて気が重い・・・
そんな人もいるかも知れません。あるいは・・・
この訓練「友達100人出来るかな」と期待して、人間関係苦手だけど頑張ろうと思って入所したもののやっぱり上手く馴染めない・・・
やっぱり居室に引きこもっているのが一番ラク
そんな人もいると思います。
実は、私自身人間関係や集団生活があまり得意ではありませんでした。
この派遣前訓練をきっかけに、今度こそ良い人間関係を作りたいと思っていたものの
フタを開けてみればご飯は一人で食べるし、イベントやスタディツアーにも参加しないし、
生活班でもそこそこ浮いた存在になってしまいました。
それでも最終的には楽しく充実した訓練生活を送れたと思っています。
そんな私の訓練生活を振り返りながら、「人間関係が苦手」「引きこもりのコミュ障」な人がどのように訓練を過ごしたらいいのかをお話していきます。

コミュ障な私の派遣前訓練

思惑から外れた訓練初期

まずは私の派遣前訓練の人間関係をざっくりお話します。
私が訓練に参加したのは30代後半でしたので、同年代も少なく10歳以上年下の訓練生たちがほとんどでした。
入所前に人間関係に関して不安に思っていた訳ではありませんが、自分が人間関係が苦手という自覚はありましたので、この訓練をきっかけに克服したいという気持ちはありましたが・・・・
一番居心地が悪かったのが食事です。
私は自分から人に話しかけるタイプではありませんので、あの「とにかく誰か一緒に食べる人を見つける」みたいな雰囲気がどうしても合わず、誰かと一緒に食事をすることは早々に諦めて、端っこの2名がけのテーブルが定位置となりました。
私はとにかく英語を頑張りたかったので、定期的な飲み会もあまり積極的ではありませんでした。
一番最初のいわゆる「班飲み」は参加したものの、1週間後にまた「班飲み」が開催されることになり・・・・
定例の班ミーティングで「参加できない人~」となった時に挙手したのが私一人だけで、このあたりから班のメンバーに積極的に関わる事を諦めました。
同じ班のメンバーが生活するフロアには「談話室」という畳の部屋があり、夜の自由時間はそこでワチャワチャする人が多いのですが、私は班ミーティング以外で談話室に行ったことは訓練中1度もありません。
訓練中に開催されるスタディツアーや、訓練所内で唯一お酒が飲める花見のイベントも一切参加せず。
休みの日は部屋に引きこもって、ずっと勉強をしていました。
当時の私の心境としては
「せっかくなんだからもっとみんなと仲良くしたい」
「自分はストイックに勉強して、誰よりも語学を上達させてやる」
という2つの気持ちがありました。
みんなと仲良くできなかったから(積極的にコミュニケーションを取れなかったから)、ストイックに勉強することで自分を正当化していたとも言えますね。

私のコミュニティ

生活班のメンバーとはそれほど仲良くはなかったものの、私にも居場所、というか属するコミュニティがありました。

それは「サッカー(フットサル)」ですね。

 

訓練所にグラウンドや体育館がありますので、フットサルやバスケ、バトミントン、バレーなど様々なスポーツが出来ます。

 

私はもともとフットサルが好きだったので、これに関しては積極的に参加していました。

特に「仲間に入れて下さい」的な事を言わなくても、その場にいれば参加できますので気楽なものです。

 

サッカーがあったから、何とか完全に孤立することは無かったとも言えるかもしれませんね。

青年海外協力隊には本当の引きこもりコミュ障はいない

前提として、

青年海外協力隊に試験に合格している時点で

本当に人と話すのが無理!!

というような重度の引きこもりコミュ障ではないと思います。

 

 

一人が好きと言っても、

単に集団で騒ぐのがキライなだけ、というケースが多いのではないでしょうか。

本当に誰かと話すのがイヤな人なら青年海外協力隊に応募しようなんて思わないでしょう。

 

実際に、訓練の終わり間際(退所の前日など)に、班ミーティングで班のメンバーに挨拶する機会があると思うのですが、

多くの人が「集団生活が苦手で心配だったけど、このメンバーだから乗り切れた」みたいな発言をする人が多かったかと思います。

周りから見れば全然そんな風には見えないのに・・・・

 

つまり、

自分ではコミュ障だと思っていても、

周りからは「あの人コミュ障だよね」と思われているんだろうな・・・って思っていても

意外とそんなことは無かったりするものです。

 

私の場合、自己分析すると

集団グループの中に一人で入っていくことが出来ない

グループが5人以上いると、途端に発言が出来ない

というタイプだったと思います。

なので一人でご飯を食べていたのですが、「あの人は自分を持っている人」みたいに、なぜかポジティブに思われる場合が結構多いみたいですね。

 

 

自分が引きこもりのコミュ障だと思っている人って

みんながグループでいる時に自分が一人でいる事が恥ずかしいと思ってしまいがちじゃありませんか?

でも、意外と周りは何とも思っていないものです。

一人でいる事を恥ずかしがる必要は全くなく、堂々としていればいいんです。

 

訓練中は「ぼっち」を貫くべき?

1人で部屋に閉じこもって訓練中ぼっちを貫くべきか?

周りの人と仲良くして友好関係を広げていくべきか?

 

私の意見としては、やはり一人でいるよりは可能な範囲で友好関係を広めていくことをお勧めします。

 

同じ派遣国でもない限り、同期が一緒にいるのは訓練中の70日間に限られます。

 

たった70日の訓練が終われば嫌でもバラバラになってしまう訳ですが、そうなってから「もっとコミュニケーションを取っておけば良かった」となってももう遅いですからね。

もちろん、派遣後にコミュニケーションをとって仲良くなることが出来ない訳ではありませんが

派遣後、任期終了後にも関係が続いていくかどうかは、訓練中に関係を深められるかにかかっていると言ってもいいでしょう。

 

こんなにたくさんの人たちと出会う機会なんて社会に出ればそうある事ではありませんので、誰とも仲良くならずに訓練を終えるのはやっぱり「もったいない事」だと思いますし、私自身も「もっとコミュニケーションを取っておけばよかった」と思ったものです。

 

 

ただ、それでも最終的には生活班をはじめ多くの同期とは今でも良い関係が続いていますし、この人間関係は青年海外協力隊に参加して良かったことの一つだと思っています。

 

 

合わない人と無理に仲良くする必要はありませんが、

どのように過ごしても70日は70日ですし、「引きこもりのぼっち」になるのはいつでもできます。

なので、割り切ってちょっとだけ社交的になってみてもいいのではないでしょうか。

意外といい事があるかもしれませんよ。

 

具体的な脱「引きこもりコミュ障」方法は?

食事篇

食事篇・・・と言っても、おそらくコミュ障にとって一番キツイのが食事だと思います。

朝の集いも語学の授業も、別に周りと仲良くする必要はありませんので孤独感はあまりないでしょう。

夕食後の自由時間になったら居室に籠って勉強するなり、体育館にでも行って汗を流すなり、一人で時間を使う方法はいくらでもあります。

 

なぜ食事の時間が一番居心地が悪いのか?

それは先ほどもお話した通り他のみんながグループ食べて楽しそうにしていて、自分だけが独りぼっちのように感じてしまうからですよね。

一人で食事をすることは何も恥ずかしい事ではないのですが、一人で食べていても、誰かと会話をするチャンスはあります。

 

 

一人で食事をしている、と言っても、一人で食事をしているのは自分一人ではないはずです。

あなた以外にも、集団で食事するのがイヤで一人で食べている人は必ずいます。

そういう人は、大体端っこの独立したテーブルのエリアで食事しているはずですので、そういう人と話す機会は意外とあるかと思います。「団体行動が苦手な人同士でくっつく」という事ですね。

 

中には、友達がたくさんいるけど実は一人が好き、みたいな人もいるんですよね。

人間関係苦手な人は、集団の人数が多くなるほど居心地が悪くなるものだと思いますが、1対1なら割と会話が成立するのではないでしょうか。

なので、こういう人と会話して仲良くなっておくと、後々色々とやりやすくなるかとは思います。

 

 

なぜなら、周りの人たちもあなたと話したいと思っているからですね。

だけど、あなた自身が近づきにくい雰囲気を出している、という場合がほとんどです。

 

 

そんな時に一人でも二人でも仲が良い人がいれば、その人が「○○さんって実はすごく話しやすいよ」とか、あなたの情報を広めてくれる可能性があります。

相手と仲がいい他の誰かが食事に参加してくる可能性もありますよね。

 

 

もし相手が苦手なタイプだったら無理して仲良くする必要はありません。

青年海外協力隊ってクセが強い人も結構いますからね~。いわゆる「パリピ」な人達もたくさんいる訳ですけれども、

同時にそういう人たちが苦手な人もたくさんいます。

なので、あまり気にする必要はないかと思います.

「無理な人は無理」でOKです。

 

自主講座に出てみよう

訓練中には訓練生が自分の専門知識や技術などをシェアする「自主講座」というものが行われますので、興味のある自主講座があれば参加してみるのも悪くないかと思います。

 

「○○さんってこういうのに興味があるんだ」って思ってもらえますからね。

参加するには、参加希望に名前を書くだけですのでハードルも低いです。

参加してしまえば、特に何をする必要はありません。誰か話しかけてくれるのを待てばOKです。

 

同じように青年海外協力隊に応募して合格した同期というだけで

周りの人はあなたの事をもっと知りたい、話したいと思ってくれているものですので、

自分から話しかけるのが苦手な人は、周りがアクションを起こすのを待つというのも一つの方法です。

 

まとめ

今回の記事のポイントをまとめます。

・協力隊に参加している時点で「本当の引きこもり・コミュ障」ではなく、本当は人と関わりたい気持ちがあるはず
・1人でいる事が多い人=自分を持っている人 と思われる
・あなたと話したいと思っている人は必ずいる
・たったの70日なのだから、コミュニケーションをとる努力をしてみよう
こんな感じでしょうか。
  • 無理に誰かと話そう
  • 孤独が嫌だから、どうにか誰かとつるもう
などと無理に考える必要はありませんが、自分の壁を無くすことも大切です。
人に話しかけるのが苦手で、大人数でつるむのが苦手だからと言って
「コミュ障で引きこもり」という事にはなりません。
自分はコミュ障だ、引きこもりだ、社交性がないと思っている人は
「人間関係キライ」だと自分に言い聞かせているだけ、という場合が多い気がしますね。
授業や班ミーティング、各種講座やアクティビティで誰かと関わる時間は必ず出てくるものですので、完全に孤立するという事は基本的にはありません。
自然体でいれば、自然と人間関係の輪は広がっていくと思います。
派遣前訓練は青年海外協力隊の醍醐味の一つですので、あまりツッパり過ぎずに楽しく過ごして下さいね。