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【実態】JICA青年海外協力隊とアフリカの売春事情

男性隊員って現地で女性を買っているってマジ??
今回は青年海外協力隊の売春事情についてお話します。
私自身、元アフリカ某国の隊員という事もありアジアや中南米などの事情はそれほど詳しくありませんので
、今回は「アフリカ圏」の売春事情について。
先に結論からお話します
現地で売春婦を買っている男性隊員は一定数います。
それでは、私の知る情報を中心に説明していきましょう。

アフリカの売春婦の相場

国によっても多少異なるかと思いますが、アフリカでの売春の相場は大体20ドルくらいかと思います。

私の国では「ショート」と「ロング」があり、ショートで20ドル。ロングで40ドルだそうです。

ちなみにショートというのは、刺して、出して、終了。それだけ。という感じです。

地元の相場感はタクシードライバーにでも聞けばわかるでしょう。

SARU
SARU
男性の先輩隊員に聞いた方が早いかもしれませんが。

 

本番行為の前のアレコレ・・・・というのはあまり一般的ではないようです。

日本みたいに、キスやオーラルセ〇クスも基本的には無く、本当にただ、「するだけ」という非常に淡泊な仕様になっているようです。

 

 

男性が女性に「色々」してあげたらとても喜ばれた、という話も聞いた事がありますので、そこらへんは当事者間の問題という部分もあるかもしれません。

(そういうことが一般的ではないので、その技術に驚かれるみたいですね。)

 

 

HIV陰性の証明がある女性はちょっと割高になる場合もあるようですが、

いずれにしてもにアフリカ圏ならかなりお安く楽しむことが出来るかと思います。

 

売春婦はどこにいる

さて、売春婦をどこで探すかという話ですが、

基本的にはそこらへんにいます。

都市部であれば、昼間歩いていても声を掛けられることがあります。

が、一番有力なのはナイトクラブでしょう。

ある程度の規模の都市であれば、夜な夜なナイトクラブに出動する男性隊員はいるかと思います。

ナイトクラブ

ダンスホールのようなスペースがあるナイトクラブは、売春婦の温床と言っても過言ではありません。

流れとしては

一人の女性に声をかける→密着してダンスを踊る→連れ出す 

という感じです。

密着の度合いも明らかに性的な行為を意識したものですので、これだけを楽しんで帰る人もいます。

 

ナイトクラブの注意点としては、

暗くて怪しいライトアップにガンガン鳴り響く音楽という、ちょっといかがわしい雰囲気に気分が高まってしまうという点ですね。(詳細は後述)

 

立ちんぼ

私の家の周りには、昼間から売春婦がたくさんいます。

あまり夜は出歩きませんが、夜になると数が増えるみたいですね。

 

 

普通にあちらから声をかけてきますので、自宅に連れ帰るなり、相手の家に行くなり、ホテルに連れて行くなりする、という感じです。

「Let’s go to my place」とか行きなり言われるのでちょっと焦ります。

 

メリットとしては、昼間は相手がどう人か見える事。

デメリットは夜になると暗くてどういう人か分からない事。でしょうか。。。。

ちなみにウチの周りには、ボディコンスーツのようなタイトな服に身を包んだおなかの出ているご婦人しかいません。

 

売春婦の集まる名所に行く

だいたいどこの国にも「売春婦ならココ」という名所があるものです。

私の国では中心地からちょっと離れた所にあるので、車がないといけません。

(私はタクシーで通った事があるだけです)

もちろん治安が良くないエリア、となるのが自然でしょう。

外国人は目立ちますので犯罪のターゲットになる可能性も高く、あまりお勧めは出来ません。

 

行為を行う場所は?

双方の合意があった場合、その後は行為を行うだけなのですが、その前に行為を行う場所を確保しなくてはなりません。

都市部であれば、相手の自宅や安いロッジなどになりますが、

場所によっては

行為を行う専用の「小屋」があったりします。

中にははだかの電球ベッドがあるだけ。

もう少し何とかしてほしいものですが。

 

受付に男性スタッフがいますので、お金を払って入室します。

まあ、日本のラブホテルと同じですね。

ただ、そういう誰の目も届かないような場所って

そこで何かが起こっても事件は闇から闇へ葬られる・・・そんな事を予感させるような場所かもしれません。

 

私自身の経験は?

ここで一度、私自身の経験をお話しておきましょう。
私自身、青年海外協力隊の任期中に売春婦を買ったことはありませんし、買おうと思ったこともありません。
どうして買おうとすら思わなかったのか。
理由は、その国の女性に性的な魅力を全く感じなかった為です。
ただ・・・・
私は任期終了後もの現在もアフリカや様々な途上国で仕事をしているのですが、
旅行で滞在したアフリカ某国で「買おうとしたこと」はあります。
実際にお金も払いました、
しかし、行為はしませんでした。
青年海外協力隊とはあまり関係ありませんが、以下、私の体験をお話しますので、興味のある人は読んでください。

事の経緯

知人を訪ねて滞在したアフリカ某国首都でのことです。

そこで知り合った、元青年海外協力隊の男性がいわゆる「売春狂い」でした。

彼は任期中も派遣国で女性を買っていたらしく、彼に連れられてナイトクラブに遊びに行くようになったのがきっかけです。

 

 

ナイトクラブに行くと、女性と体を密着して時間を過ごすことが出来ます。

普通だったら痴漢扱いされるような部分触り放題ですし、向こうも触ってきます。

先ほども書きましたが、薄暗いフロアーに怪しい照明、ガンガンの音楽といいう雰囲気が、ちょっと気持ちをおかしくさせてしまうんですね。

一緒に来た知人は当然売春目的だったのですが、

私自身もアフリカにいる内に一度経験してもいいのかな、という気分になり、相手に話を持ち掛けました。

 

料金は2000円程度。ナイトクラブから出て、ドキドキしながら「行為を行うための小屋」に徒歩で向かいました。

 

受付で部屋の使用料を払い、裸電球にベッドがぽつんと置いてある殺風景な部屋へ。

 

 

相手は服を脱ぎ・・・・

そこで完全に萎えてしまいました。

 

 

自分も脱いで、相手と行為を行う気にはとてもなれませんでした。

賢者タイムだとか、自分の良心との呵責、だとかそういうものでは一切ありません。

ただ単に、「イヤ、無理でしょ・・・」と思っただけに過ぎません。

 

 

彼女に謝罪をし、二人で無言でナイトクラブまで戻って別れました。

その時私は「もう二度とないな」と思ったのです。

 

行為をしなくて良かった、とは特に思いませんが、

すれば良かったという後悔も全くありません。

再び行きたいと思う事もありません。

 

売春の注意事項

安易な気持ちで女性を買おうとする男性隊員はたくさんいますが、

もちろん

性感染症になったり、思いがけないトラブルに巻き込まれたりする可能性は十分あるでしょう。

 

アフリカのHIV感染率

世界で最もHIV感染者の多い地域はサブサハラ(サハラ砂漠以南)のアフリカとされています。

各国のHIV感染率を表にまとめてみました。

成人のHIV感染率
エスワティニ(スワジランド) 26.5%
レソト 23.1%
ボツワナ 23.0%
南アフリカ 17.9%
ジンバブエ 14.7%
ナミビア 13.3%
モザンビーク 11.1%
マラウイ 10.8%
ウガンダ 7.2%

 

ちょっとデータが古いですが、2012年のHIV感染率、世界ランキングです。サブサハラ地域が独占しているのが分かるかと思います。

ほとんどの国には青年海外協力隊が派遣されていますね。

途中でスキンが破けた、とか、何かで相手が出血した、とか・・・・

思いがけぬ事で感染することもあるかもしれません。

 

 

ちょっとした欲望を満たすために、取り返しのつかない後悔を一生背負う可能性もあるという事もお忘れなく。

 

トラブルに巻き込まれる可能性も

アフリカのような国では日本人は目立ちます。

美人局などのターゲットになる可能性も否定できませんし、強盗被害に遭う可能性だってあるでしょう。

 

人から聞いた話ですが、「レイプされたと警察に言うぞ」と脅された隊員がいたそうです。

何か因縁をつけられて、「Police」という単語を耳にしたとき、あなたは冷静でいられますか?

何かトラブルに発展してしまった場合、JICAに相談できますか?

そもそも夜間に出歩いて他の犯罪被害に巻き込まれるケースもありますからね。

慣れたと思った頃が一番危険だというのをお忘れなく!!

そもそも違法行為

そもそもの話ですが、多くの国では売春は違法行為。犯罪です。

近年では「売春」よりも「買春」が罰せられるというのが世界の流れになっているようです。

青年化外協力隊の男性隊員の一部が買春行為を行っているのは事実です。

派遣されればそのような話を耳にする機会があると思います。

しかし・・・・

 

 

みんなやっているから、と

  • 興味本位で
  • 出来心で
  • もしくは面白半分で

簡単に、自覚もなく、犯罪行為に手を染めてしまって本当にいいのか、今一度よく考えて欲しいと思います。

もし何かトラブルに巻き込まれて日本に帰らなくてはならない事になったとしたら、

どんな顔をして友人や家族に会えばいいのでしょうか。

まとめ

アフリカでは売春はとても身近な存在かもしれません。

ほんの少しのお金で、気軽に欲望を満たすことが出来るかもしれません。

 

買春を行っている男性隊員の大半は、そのリスクに対して無自覚でいるのではないかと思います。

 

しかし

そんなにリスクを負ってまでする価値がある事かと言うと、ちょっと疑問ですね。

黒人女性にハマる人もいますし、段々良さが分かってきたという人もいます。

が、甘い言葉には落とし穴がありがちなのも、絶対に忘れないで下さいね。